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メールの作成時に「TO」(宛先)や「CC」と「BCC」というのがあります。
ビジネスマンなら馴染みがありますが、
TO以外は学生や主婦の方はあまり使わないのではないでしょうか?
メール作成時に見たことはあるけど、いつも空欄にしている
そんな方にこの3種類について簡単に説明します。
目次
メールの「 TO 」とは何か?
「 TO 」(宛先)は、
用件がある相手のことで、
「あなたにこのメールは送っています」という意味です。
基本的にメールはTOで送りますので馴染みがありますよね。
返信を求めている場合が多く
TOでメールが届いていたらしっかり内容を読んだ方がよいです。
メールの「 CC 」とは何か?
「 CC 」はカーボン・コピー(Carbon Copy)の略で、
メインの報告相手ではないけれど、情報を共有しておきたい相手にも送る場合に使います。
どういう事かというと、
例えば自分が同僚に送った仕事上のやり取りを、
上司にも知っておいてほしい場合、
CCに上司のメールアドレスを追加しておけば
同じ内容のメールが上司にも送られてきます。
上司はそのメール見て、あなたと同僚のやり取りを知ることができますので、
CCを使うと情報の共有が容易になるのです。
返信は求めていないが、内容の確認はしてほしいという事です。
また、CCで指定されたメールアドレスは他の受信者からも見ることができるで、
誰に共有されたのかが分かります。
しかし、他人のメールアドレスを見ることが出来るということは
全員が知り合いである場合に使わないとトラブルの元になるので気を付けて下さい。
誰に送信されるの?
基本的にはCCからの返信は求めてないから、
共有すべき返信内容じゃないなら
全員にはしない方が良いね。
メールの「 BCC 」とは何か?
「 BCC 」はブラインド・カーボン・コピー(Blind Carbon Copy)の略で、
CCと違い、BCCで指定されたメールアドレスは他の受信者は見ることができません。
誰に一斉送信したのかが受取人にはわからない「 CC 」ということです。
例えば、複数の取引先に対して同じ内容のメールを送る際や、
Aさんに送ったメールをBさんにも確認のため見てもらいたいが、
AさんにはBさんに複写を送った事を伏せておきたい場合などに使用します。
誰と共有しているかは分からないて事か
BCCは表示すらされないから、
共有されている事すら分からないんだ
メールのBCCで返信するときの注意
BCCで送られてきたメールに対して、
BCC受信者が「全員に返信」を選んだとしても、
TOとCCのみに送信され、BCCで送られた他のメンバーには送信されません。
逆に言えばTOとCCには送信されてしまうのです。
もし、あなたがBCCで受け取ったメールに全員返信した場合、
他のTOとCC受信者が混乱するので返信は避けた方がよいでしょう。
例えば、取引先への謝罪メールを送った部下が、
念のためにBCCで上司である貴方に送ってきた場合、
貴方が全員返信でそのメールにアドバイスを送ったら、
TOに入っている取引先にもそれが送信されてしまうのです。
なので返信する際は、差出人のみにするように気を付けて下さい。
【 メールのTO、CC 、BCCとは何か? 】のまとめ
「TO」はメインの送り先を示し、
ビジネス上は指定されている人は返信義務があります。
「CC」は複写された文章の意味で
あくまでもメインはTOに指定されている人です。
「念のために確認してほしい人」なので返信義務はとくになし。
「BCC」はCC同様に情報共有のための複写メール。
ただし、BCCに指定されたメアドはTOとCCに指定された人からは見えないです。
そのため、取引先(TO)には知られずに、
念のために上司(BCC)に報告したい場合などに使います。
また、同窓会の案内や社外の複数の人に同時にメールを送りたい場合も、
BCCを使えばメアドの漏洩を防ぎながら一斉送信できます。